ぽんぽんぺいんでつらたんなので、おしごとおやすみしまーす

🗣: バイクに乗ったり、ものづくりしたり、ひたすら寝たり。

メンターとしてCorderDojoに参加しました

また更新頻度が落ちてしまいました>< 最近はまたRailsを書き始めていて、jsや型のことを忘れ始めています😨w

8月末から、CorderDojoの活動に参加させていただいています。

Corder Dojoとは

Corder Dojoとは

CoderDojo は7〜17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、世界では110カ国・2,000の道場、日本では全国に218以上の道場があります。 CoderDojo では統一したカリキュラムは採用していません。代わりに必要な時にメンターが相談に乗ったり、子ども同士で学び合うことを推奨しています。これは受動的に何かを教わることよりも、作りながら主体的に学ぶことに価値があると考えているからです。

参加のきっかけ

この活動に参加したきっかけは、兼ねてよりプログラミング教育に興味があり、業務ではなかなかメンターとして立ち回る機会が得られなかった為、業外でやってみようと思ったからです。

正直に言って、一番最初に打ち合わせをした時にメンターの方々のプログラムの組む速さであったり、教え方のうまさに驚きました。 また、この速度で小学生くらいのニンジャ(ドージョーの利用者)は理解が追いつくか心配でもありました。

小学生にいきなりプログラミングしてもらうことを難しいと感じた理由

なぜなら、まずプログラミングをする上で具体的な理解が必要になります。(基本だと、変数や関数の概念)

やりたいことを実現する上で、具体的な指示をプログラムに出していかなければならないので、ここは必須です。 また、その理解を持ち、抽象的な理解をできて初めて応用的な処理を書いていくことができます。 例えば、何かの処理を写経して動かした後、似ているが少し違う処理を書きたい時に前回の内容を生かしつつ、別の処理も加えていく必要があります。

ドージョーで採用されているScratchは、上記の流れを幾度となく必要とします。 Scratchを触った感想として、正直表現がGUIに寄っただけで、Webアプリで必要になる言語とは大差がないと思いました。 このような概念を(特に初めて参加する)小学生に伝えられる自信がなかったんです。

しかし、実際にドージョーの活動に参加してみて、その不安は軽減されました。

Corder Dojo当日の話

その日はScratchでUFOキャッチャーを作る会になりました。 モブプログラミングをオンラインで行う時点で、私は難しさを感じていました。

ベテランのメンターがモデレータとなり、ニンジャに作りたいもののアイデアを募りました。 それから、実際の処理を作る上で「ここからどうなればいいと思う?」といったような質問をニンジャに投げかけることで、 具体的な挙動を考えるまでもなく、モブプロに参加することができます。

実際は「当たり判定を作って、そこに景品が触れるイベントを作る」のような、フラグの概念をその場で回答して見せていました^^; 小学生恐るべしww

その場でデバッグをして、プログラムを改良し提出することもこなして見せていました。 (この子たちはプログラミングの概念を理解しつつ、作ることを心から楽しんでいる様子でした。)

作りたいものが出来上がると、普段自分が作っているものの発表の時間になります。

私はファシリテーター的なポジションで参加していました。 チャットでコミュニケーションしつつ、まんべんなく、発言したい子が注目されるように呼びかけなどを行いました。

当然、時間が限られているので、上記を強制すると、まだまだ話し足りない様子の子も見られますが、 他の子の発表に耳を傾け、「すごい!」と称賛したり、Scratchのフォロー機能を使ってコミュニケーションを取る様子が見られました。

大人より大人びた対応をしています😅 オンライン特有の限られた人が音声を占有してしまう特性に対して、チャットを使って積極的に参加しようとしていました。

Dojoに参加するニンジャの印象

以上のように、元々プログラミングスキルが高く、建設的な話し合いができる子たちの会に参加しました。 まとめると、以下の3つのような印象を持ちました。

  • 思ったよりもやりたいことを発言できる子がいる
  • 発言が具体的であればあるほど、プログラミングも好んで進めている
  • 対照的に発言やチャットはせず、見ている様子の子がいる

どういうメンターでありたいか

私としては、3番目の子どもたちについて関わりを持ちたいと思っています。 個人的に試したいと思っているのは、ある程度概念を優しい言葉で伝えるようなマニュアルを作成し、Webアプリを作ってもらう経験です。 性格的に人と共有するのは苦手だが、まずはやってみたい子に対して達成感や自信になるような経験を提供できればと思っています。